毎月54,000円国から支給されると聞いて、米国人の取った意外な対応

ベーシックインカムという言葉を聞いたことはありますか?
ニューズウィーク日本版3月14日の記事では

アメリカでベーシックインカムの社会実験をしたときの
意外な結果について書かれています。
題して
「米国初のベーシックインカム 超予想外の成果」

stand fm にてこちらの内容について取り上げて
3月16日に配信しました。

音声よりも文章の方が馴染みやすいという方も
いらっしゃると思いますので
文章におこしてみました。
では、どうぞ!

ベーシックインカムとは

政府が国民全員に対して

一定の現金を定期的に支給する制度です。

フィンランドでは2017年から2年間

ベーシックインカムが社会実験としてすでに

行われています。
日本でも昨年、特別定額給付金として10万円が
支給されましたが、あれ、皆さん何に使われましたか?
私は口座に入金があったまま

そのままにしていたので、次の月に水光熱費とかカードの支払とか

普通に引き落としされていました。

なんか、面白みのない使い方ですが

面白い使い方をされた方いらっしゃいましたら

メッセージをお寄せください。

話を戻します。

今回、アメリカの人口31万人のストックトン市で

世帯収入約497万円以下の中から

無作為で選ばれた市民を対象に

ベーシックインカムの社会実験が行われました。

選ばれた市民は毎月500ドル 日本円で約5万4000円

を24ヵ月間支給されるというものです。


で、ベーシックインカムの受給者の中で

フルタイム労働者の割合は2019年2月の時点で28%だったのが

1年後フルタイム労働者の割合が40%と大幅に増加。

増加しているんですよ。

逆に、ベーシックインカムを受けていない

フルタイム労働者の割合は2019年2月の時点で32%

1年後37%と5%の増加にとどまっているという結果が出ました。


お金が自動的に支給されると働かなくなるのではと

普通思いますが、

今回逆の結果が出ています。

ベーシックインカムの是非について話が出来る程の

データが揃っていないので

まだ、なんとも言えないというのが正直なところですが

今回のコロナの影響で

オンラインで様々なことを済ませる状況が当たり前になり

生活様式自体が変わってきていることを考えると

どういった形になるのかは分かりませんが

ベーシックインカムという言葉が一般的になる

時代がそのうち来るのかもしれません。

今回、iPhoneのシリに
「54000円で買えるものを教えて」
と、聞いてみたところ
「価格の検索はできませんが
無料の映画はある?という風に質問することはできます」

と、あっさりした対応をされました。

もし、毎月5万4000円支給されたら

あなたは何に使いますか?

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