近江牛をめぐる紛争と今更きけない「ふるさと納税」について

「ふるさと納税」について

スタンドエフエムにて話をしました。
内容を文字に起こしましたので
ふるさと納税をまだ利用したことがない方、
参考にされてみてください。


5/24付けのヤフーニュースより取り上げました。

タイトルは
「ブランド牛肉「近江牛」めぐる滋賀県と近江八幡市の紛争」

この記事によりますと

元々、滋賀県近江八幡市が「近江牛」を

ふるさと納税の返礼品の目玉として

アピールしてきたところ

今年の4月から滋賀県が「近江牛」を

「地域資源」に認定したとのことです。

「地域資源」認定されると

どうなるかというと

元々滋賀県近江八幡市のみの地場産品ということで

返礼品として使われていた

「近江牛」が

滋賀県全域の返礼品として

扱うことができるようになるということです。

この扱いに

近江八幡市と滋賀県が対立し

近江八幡市が国に申し出て

24日に審査を開始したという話です。

まぁ、どちらにも色々といい分があると

思うのですが

どうでしょう?

ふるさと納税を利用する側としては

地域への思い入れが特別ある場合を除いて

「近江牛」がもらえればどちらでもいい

という感覚が一般的なのかな、とも思います。
産地の方には大変申し訳ないのですが・・。


それはさておき、せっかくなので

ふるさと納税について簡単にお話します。

まず、ふるさと納税を利用すると

税金が控除されます。

どういうことかというと

控除上限額内での寄附をすると

寄付金額から2000円を引いた額で

所得税の還付と住民税の控除を

受けることができるようになります。


この控除の上限額は

大体の目安をふるさと納税のさとふるというサイトなどで

ざっくりとしたシュミレーションをすることができます。


例えば、

年収500万で夫婦と子どもの世帯の場合は

控除の上限額が約40000円。

同じ年収で単身の場合は

控除の上限額が約61000円

など、ざっくりと控除の上限額が確認できます。

なお、源泉徴収票や確定申告の控えなどがあると

さらに詳細の額を確認することができます。


この上限額内の寄附をして

確定申告をすることによって

最終的に税金が控除されます。


なお、確定申告をせずに寄付金控除を受けることができる

ワンストップ特例制度

という便利な方法もあります。

こちらは今日は説明を省きますが

さとふるのサイトに掲載されています。


ふるさと納税のサイトにて

今回の滋賀県近江八幡市の近江牛を

調べてみたところ寄付金額35000円で

返礼品として近江牛サーロインステーキ800gが送られます。

同じ滋賀県草津市でも近江牛が返礼品として

用意されていまして
寄附金額1万円で近江牛切り落としが500g

送られます。


とにかく返礼品は豊富にありますので

迷ってしまうこと間違いなしです。

最近は返礼品を指定するのではなく

使い道を指定して寄付するというパターンがあり

観光業をサポートするとか子育てをサポートするとか

目的別に選ぶことができます。

こちらの方がふるさと納税の主旨に近いような

気もしますね。


お得な制度ではありますので

まだふるさと納税をやったことのない方は

一度サイトを覗いてみるといいかもしれません。

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