健康経営銘柄とはどんなもの?
「健康経営銘柄」とは、
健康経営に戦略的に取り組んでいる東証一部上場企業のことで、
経済産業省と東京証券取引所が共同で選定しています。
健康経営銘柄の認定作業は毎年行われ、
3月上旬にどの企業が認定されるかが決まり、
選ばれた企業一覧は経済産業省のHPで見ることができます。
健康経営銘柄2020年の場合は、
経済産業省が行った「令和元年度健康経営度調査」を参考に
①「経営理念・方針」
②「組織・体制」
③「制度・施策実行」
④「評価・改善」
⑤「法令遵守・リスクマネジメント」
の5つを考慮しつつ
財務面でのパフォーマンス
(ROE(自己資本利益率)の
直近3年間平均が0%以上であること)なども
取り入れて選定されています。
過去4年間は選定する企業の数は1業種1社でしたが、
昨年度からは
健康経営度調査の結果を参考に
各業種で最も高い健康経営度の企業の平均を出して
平均より高い健康経営度の企業も選定されるようになりましたので
必ずしも「1業種1社のみ」
ということではなくなりました。
参考までに、2020年に健康経営銘柄に選ばれた企業は、
40社あります。
東証一部上場企業は5月1日現在で
2171社です。
その中の40社に入るということは
かなり素晴らしいことだと思います。
それだけに、
健康経営銘柄はもっと注目されてもいいのではと
思っています。
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